青年海外協力隊/大学生/野菜/野生/野性

今日は残りの人生の最初の日

山梨大学→京都大学大学院生 兼 青年海外協力隊29年度2次隊。フィリピンへ。人生ネタを書きます。

青年海外協力隊を目指す学生の皆さんへ〜志願書の書き方編〜②

現在大学生の方、または新卒で青年海外協力隊を目指す皆さん

こんにちは。
大学の卒業論文の提出を終え、あとは最終発表会を待つのみとなりました。

クリスマスから年末にかけて

卒論をほっぽらかしてタイの蓮の花を見に行ってきました。
最高でした。

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今回は、書類審査での質問内容と、僕自身が誰の添削も受けずに作成した志願書で選考をパスした方法を書きます。

(面接の対応法はまた改めてまとめてみます。)

 

さて、青年海外協力隊を考えている人でしたら一度は調べたことがあるかもれませんが、選考は二段階踏まれます。それぞれの選考に一ヶ月程度かかります。

 

一次・・・書類審査

二次・・・個人面接(人物面接+技術面接)

 

です。

そうです、書類審査を通らなければ東京での面接にすら呼ばれません

 そして、学生の多くがこの書類審査で落選します。

 

一次審査で提出する書類は以下の5種類です。

 

 

①応募者調書

②応募用紙

③職種別試験解答用紙(該当職種のみ)

④語学力申告台紙

⑤健康診断申告書

 

過去の記事でも書きましたが、この書類の中で最重要審査項目は⑤の健康診断申告書でしょう。

(以下リンク先) 

yaseiyasaidanji.hatenablog.com

 

しかしこの⑤については直前にどうすることもできないので、今回は①〜③の書類作成にあたって僕が心がけたことを書こうと思います。

 

 
①応募者調書

 応募者調書には、

一般的な就職活動と同様、個人情報出願回数資格(外国語含む)の有無職歴趣味・特技などの

基本的な情報を書きます。

さらに、

 職種に関する実務経験・指導経験ボランティア経験、海外経験、社会活動経験等に加え、学生の場合は専攻や実習経験の有無などを記入します。(スポーツ枠の場合は過去の経験や大会の成績なども)

 

学生の多くの場合、実務経験や指導経験は無いので、それに代わるボランティア経験や海外経験を記入します。それらの経験を学生の間に長期的に積んでいるとかなり強いと思います。その時点で学生としての最大の短所である「専門分野での経験の不足」が克服できるわけですから。
僕の場合は野菜栽培に関連したボランティア活動も海外経験も皆無でしたので何も書けませんでした。

しかし、実務経験や指導経験が書けないからといって落胆する必要は全くありません

もう一度見てみてください。志願者が学生の場合に限っての記入事項が設けられています。

 

自分が現在進行形で学び続けているフレッシュな専門知識

吸収力に富んだ脳みそ広範囲にわたる視野

をここでアピールできます。

 

大学には自分が出願しようとしている分野に関連したスペシャリスト達がたくさんいます。

そのスペシャリスト達から吸収する機会である受講の経験、さらには実習経験をここで書きます。

逆に言うなれば、学生の間は関心ごとの範囲を広げ、貪欲に授業を聴講し、吸収できるものはしておくと、このような機会にアプローチの選択肢が増えます。

 

僕の場合、野菜栽培に直接関連した授業を受講したことがありませんでしたが(残念ながらそんな授業はありませんでした)、気象学や土壌学さらには農業が与える環境影響評価の実習経験、などから多角的に有機農業を見る視点を養ったことを書きました。これらは一般歴な現役農家さん達には書けないことです。経験量こそ劣りますが、持ち合わせた視点の数、固定観念のなさは逆に強みになります。

今思い返せば、より早くから学科の垣根を超えた授業の聴講をしておくべきだったと思っています。実習も今ではアルバイトやインターンとして補える機会がたくさんあるので探してみるといいかもしれません。

 

 
②応募用紙 

 応募用紙は志願者全員に課せられた書類の中で最も記入事項が多く、それだけに差の出る書類です。

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項目を整理すると、

1.動機・抱負

2.ボランティア活動の意義・目的

3.職種選択の理由

4.職種に関連した経験、技術適合性(セールスポイント)

5.予想される自信の弱点

6.経験以外に特筆するべき自己PR

7.協力隊帰国者の語る体験の中で心に残っているエピソードやアイディア

8.実際に自身が派遣された場合の活動内容

9.帰国後に経験をどう生かすか

 

 

 

ここで僕が最も注意したのは以下の点でした。

 でも、実は「なんとなく協力隊受けてみるか〜」で合格しちゃう人も中にはいます。

 

  • 日本ODA事業の一環として行われる協力隊派遣の目的にしっかり沿った個人的見解か
  • この経験が2年間のみで終わらず、将来に発展性があることが伝わるか(個人の人生目標達成と日本・国際社会への還元という二つの側面から)
  • オリジナリティーをアピールできているか

 

 

ここでいくら詭弁を並べても、JICAの意向に沿った協力隊員像にマッチしなければ、彼らにとっては採用する魅力が減ります。JICAのホームページをチェックし、協力隊派遣の目的に一貫して合致する書類作成を心がけました。そしてその中で自分の人生設計の中での協力隊経験の明確な位置付け自分だけが持ち合わせた他人にはない経験を明記しました。

 

 具体的な個人的理由は過去の記事に書きましたので見てみてください。

 

yaseiyasaidanji.hatenablog.com

 

 

③職種別試験解答用紙

僕が志願した野菜栽培隊員に課されたのは簡単なテストのようなものでした。字数制限なく以下の問いに解答して他の書類とともに送るという形でした。つまり、自分で文献調査なり先輩隊員への聞き取り調査なりを踏むことができるのでそこまで心配する必要はありませんでした。

 

問題

1.あなたが第1志望に挙げた、任国からの要望調査票に記載されている活動に対して、あなたは どのような取り組みをしたいと思うか、具体的に記しなさい。

 

2. 熱帯・亜熱帯において持続的な野菜栽培を展開するには、主にどのような点に注意すべきか、具体的に述べなさい。

 

3.熱帯・亜熱帯において野菜の有機栽培を行う場合、その可能性および問題点(難しさ)について 具体的に述べなさい。

 

4.用語説明(バイオマス・春化現象)

 

 

専門分野でかなり現実的な問題ですので、インターネットで調べるには限界があります

そこで僕がとった対処法は主に、

 

他大学で公開している授業内容の参照、

その分野での知識人・協力隊経験者への聞き取り

でした。

 

それらから集めた情報を元に自分の活動内容をイメージしてみてください。

ここで忘れてはいけないのが、任地での活動は日本での活動と全く異なるものであり、日本国内にいる自分たちには90%以上が未知要素でできていることです。

自分が今日本で考えていることが確実なんだという気持ちは文面に出さず、あくまでも実現可能性があるだけであって、今思いつく中でのベストなんだというスタンスがいいと思います。

現地でのニーズや状況の変化に柔軟に対応可能な適応力もしっかり伝えることが大事です。そしてこれは面接でもかなり突っ込まれたことでした。

 

以上です。
青年海外協力隊を目指す同年代、または後輩の皆さんに少しでも参考になれば幸いです。また思いつき次第更新していこうと思います。

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