今日は残りの人生の最初の日

大学院生 兼 青年海外協力隊29年度2次隊。フィリピンへ。人生ネタを書きます。

職場の様子と最近のこと

職場の様子と最近のことについて

 

配属先に赴任して早くも3週間が過ぎた(本当に時間の流れは目が回るほど早い)。

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                                     (全体の前での自己紹介でクリスマスソングを歌わされている)

 

私のデスクは、「パナイ島」「Antique州」「San Remigio町」の町役場農業事務所にある。

 

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まだ協力隊としての自分の活動という活動は何もできていない。

この一ヶ月は特にガツガツしようという気は初めからなく、

職場の雰囲気やホストファミリーとの生活、フィリピン人との対人関係などに慣れることを念頭に生活してきた。

first impression作りも大事な仕事のうち。

付け加えると、自分の意思とは関係なく、クリスマスムードで仕事どころではないのが実際のところだ。

 

 

日本語でコミュニケーションが取れない、自分の常識を共有できる人がいない、そして気候も全く日本と異なる、

そんな環境で生活することは自分が想像していた以上に体力を消費すると体感している。

 

 

 

今回は、

1.職場の様子と仕事
2.職場で驚いたこと

 

について。

 

 

職場の様子と仕事

 

町役場の正規従業員は100-110名程度。

私の部署は5名の農業技術者(Agricultural Technologist)、2名の非正規雇用(Job Order)、そして私の8名体制。

職場は全体的に女性が多いが、農業事務所の男女比はちょうど半々で、20代から60代までと幅広い年齢層。

来月には非正規雇一人が異動し、一人の職員が退職する予定だが、その代わりに誰か新しく来るのかは未定。・

 

職場の機能としては、

主に上位行政機関と町内農家(全世帯の9割相当)のジョイント機関として、双方への窓口業務と農民への行政業務の執行を担っている。

ちなみに最小行政区としては、日本の村に当たる”バランガイ”がある。

私の町は45のバランガイから構成されている。

 

農家さんからの技術的な相談を受けることも多い。

 

基本的に、日本のお役所と大差はなく(想像だけど)事務仕事が多い。

1日の大部分を書類のチェックや作成に費やしている。

私の所属はこのオフィスになるが、来月からの職場は農場メインになる予定だ。

 

 

典型的な1日の流れは、

 

7:45-8:15 続々と出勤

(出勤時刻にタイムキーパーを更新する必要があるが時間厳守という雰囲気は全くない)

10:00 午前のおやつ

11:30-13:00 昼食

15:00 午後のおやつ

16:30 退勤(時間厳守である)

 

という感じ。

 

1日を通じて、いつでも食べること、携帯をいじること(通話も)、退室することは好きにできる。

雑談は常に絶えず、10畳ほどの職場が静かになることは一刻としてない。

職員同士の会話、来客との会話、他部署職員との会話。

たまに誰かが自分の携帯から音楽や動画を再生する。

とにかくずっと賑やか。

 

 

職員には、

①仕事をよくしている人

②仕事とスマホをいじっている時間が半々の人

③ほとんど仕事をしていないでスマホをいじっている人

の3タイプがいる。

内心どう思っているのかはわからないが、仕事しなくても何も言い合わない。

日本とは全く異なる光景がある。

 

 

 

私は現在デスクにいる間は本当に仕事がないので、今後の計画考案、JICA手続き関係、必要な知識の習得等に時間を充てるようにしている。

このクリスマスのシーズンに色々面倒なお願いを同僚にするのも気がひける。

それ以前に自分に足がないのが大きな制約になっている。

出勤も退勤も他の人のお世話になっているし、自分が担当する農園までは車またはバイクがなければ行けない距離。

JICAからバイクが支給されるのを待っている。

 

私の唯一すでに関わっているプロジェクトは週に一回ある。

毎週水曜日は有機農業のプロジェクトサイトに赴き、農民団体とフィールドワーク、ワークショップを行なっている。

プロジェクトが抱える問題は随所に散見されるが、農民の稲作(有機)農業技術の向上が狙いだ。

 

職場で驚いたこと

・おやつ

・時間と仕事感覚

・環境の不整備

の3点。

もちろん、自分が主体となればどんどん他の部分も見えて来るのだろうが。

 

 

おやつ

特に15時のおやつはもはや”おやつ”のレベルではなく、日本では一食分に相当する量を、しっかりみんなで時間をとって食べる。

外からわざわざ買って来ることもあれば、来室した売人から購入することもある。

食べるものは本当に様々で、バナナに始まるフルーツから、甘いココナッツオイルを使ったもち米のお菓子、ヌードル、ケーキなど。

何をいつ食べるかはほとんど部署のボスの気分。

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                                         (バッチョイと呼ばれるこちらのラーメンのようなもの)

 

話が逸れるが、

このおやつはもともとスペインのミリエンダ文化らしいが、”間食のおやつ”を表す現地語も存在する。

フィリピン人は食べるのが本当に好きだ。

食べるように人から勧められたら、むやみに断っては相手を傷つけかねない。そこには礼儀正しさが求められる。

 

協力隊のフィリピン隊員は一般的に一回り大きくなって帰国することになる。

 

 

 

働く際の時間感覚

出勤時間は厳守ではないが、退勤時間はみんな、遅れたら反省文でも書かされるのかというくらい守る。

16:30には大きい町に下るジプニー(バスのような大きな乗り物)が町役場を出発するし、すぐに入り口も裏口も施錠される。

退勤を知らせるベルが鳴っても少し作業をしていたことがあったのだが、その時は少し強い口調で「家に帰る時間だよ、何やってるの?」

と言われた。

昼食の時間も曖昧。

11:30くらいになると誰かが持って来た弁当を開け始める。

午後の始業時間は何時なのか決まっていない様子。

 

 

21日に職場全体のクリスマスパーティが開催された。

クリスチャンの彼らにとってこのイベントは本当に大切な意味を持ち、イベントは朝のミサに始まる。

午後はビールとご馳走も振舞われ、クリスマスギフトの交換もある。

1日を終えて職場全体の結束が強まったように感じた。

 

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そのプログラムには部署対抗ダンスコンテストが含まれ、それに向けた準備・練習が

一ヶ月くらい前から始まっていた。

練習は毎日午後の数時間。

各部署の出場者ががそれぞれの場所で練習をするため、お互いに他チームの様子を

見ながら刺激し合う一ヶ月だった。

来客があっても構わず練習を続けるくらいの重要度という共通認識がある。

そして練習を終えるとまたスナックをみんなで食べ、その日のお勤めを終える。

 

 

環境の不整備

オフィスに出勤した初日にまず驚いたのは、

電話もネットも通っていないことと、唯一あるデスクトップはウィルスに感染していることだ。

ノートパソコンも2台あるが(私物を共有している)ウィルスに感染している。

誰かがパソコンを使っている間はタイプライターが本領発揮することになる。

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メールを送る必要あるときはネットカフェに行くか、誰かのポケットwifiを使用する。

しかし基本的に情報共有は全て個人携帯で行われる。

 

 

今回は任地に赴任し三週間が過ぎたこのタイミングに職場の様子をまとめた。

今日が年内最後の出勤日。

来月から自分の活動、こちらの文化等紹介していきたい。

 

 

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